社会人としてフルタイムで働きながら勉強するのは大変ですよね。
今回は近畿大学通信教育部で図書司書資格を取るときに私が実践していた学習計画のたて方とスケジュール調整術を教えちゃいます。
学習計画をたてて最短1年!!
司書資格取得までの学習計画はざっくり立てる
近畿大学通信教育部の図書司書コースに入学申し込みすると、たくさんの教科書とともに年間計画が送られてきます。
年間計画でチェックするべきは次の3点。
- レポートの締め切り
- 科目終末試験の日程
- メディア授業もしくはスクーリングの実施予定
図書館司書の資格を最短で取得したいと思うなら、毎月のようにレポートを書き、毎月のように科目終末試験を受験しなければなりません。
だから、入学してすぐに「ある程度」学習計画を立てる必要があります。
でも、私は「詳細な」学習計画は立てませんでした。
というのも、中学生の時のテスト前に先生に書かされた「1週間の勉強スケジュール」のようなものをつくっても、どうせ守れないだろうと思っていたからです。
だから、私はざっくりした計画だけ立てることにしました。
それは「1か月のうちに何科目のレポートを書いて、何科目の科目終末試験を受けるか」という計画です。
どの科目のレポートを書くか、どの科目の科目終末試験をうけるのかも最初は決めませんでした。
⇒図書館司書の通信教育を比較しました。安い・通学なし・おすすめココ!
教科書が薄い科目と厚い科目をコンビで勉強
ではどんな科目を勉強するのかをいつ決めるのかというと、毎月の頭です。
そこで今月書きたいレポート科目を考えます。
レポートを提出すると科目終末試験を受験することができるようになりますので、自動的に次に受験する科目終末試験の科目も決まります。
最短で図書館司書の資格を取るためには1か月につき2科目程度のレポートを平行して作成する必要がありました。
1か月に2科目の勉強をするのは結構きつい…。
それでどのように科目を選んだのかというと、教科書の厚さです。教科書が薄い科目同士で組んじゃうとあとで分厚い教科だけが積み残ってしまう。
でも教科書が厚い科目同士だと勉強の負担が大きすぎる。
だから教科書が分厚い科目+教科書が薄い科目をコンビにして、1か月の勉強科目としました。
ただし、メディア授業あるいはスクーリングで単位を取る必要がある「情報資源組織論演習」と「情報サービス演習」はその入門編に当たる「情報資源組織論」と「情報サービス論」を先に勉強する必要があります。
だから、この2教科だけは教科書の厚さに関わらず最初に勉強する科目に持ってきました。
仕事のある日はちょこっと勉強しよう
平日の勉強方法はこうです。
仕事のある日は帰ってから疲れているので集中力も落ちます。
だから家に帰ってきて、それから1時間~2時間だけ勉強します。
勉強の仕方といえば教科書をざっと読んで、「レポート書くときに役立ちそう」「試験に出そう」と思うところにラインマーカーを引いたり、付箋を貼ったりするだけ。
2度読みするときはラインマーカーや付箋のところを重点的に読めば時間の節約になります。
大切なのは毎日ちょっとだけでも勉強すること。時間をたくさん取らない代わりに、「必ず毎日勉強する」ことを目標に頑張りました。
塵も積もれば山となる、です。
教科書の目を通すという単調な学習方法はまとまった時間を割くより毎日少しずつ進めていく方が進捗が良いんです。
休日はがっつり勉強、でも無理しない
そして休日になったら、まとまった時間をつかってがっつり勉強に当てます。休日は平日にできないことをやった方が良いです。
例えばレポート作成。レポートを書くときは一気にがーっと書き上げた方が効率的です。
それから試験勉強のためのノートづくりなども教科書全体を見直せる時間の余裕がある休日の方が向いていると思います。
つまり平日に読み進めておいた教科書の記述をまとめる作業を休日に行うのです。ただし、休日いかにまとまった時間とれるといっても、無理をしすぎるのは禁物。
缶詰で勉強したりすると、ストレスを抱えたまま仕事に行くことになっちゃいます。
休日でも勉強の時間はある程度決めて、息抜きするリラックスタイムも確保しておきましょう。
以上、最短1年で司書資格の取得!を目標にしていたわたしの学習計画のたて方でした。参考になったらうれしいです。