近畿大学通信教育部で図書館司書の資格を取る際必要な「情報サービス演習」と「情報資源組織演習」の2科目。
この2科目はメディア授業という形式をとっています。
近畿大学のメディア授業とは?
メディア授業というのは、インターネット上に配信されている講義動画を見ながら勉強する授業です。
近畿大学通信教育部に入学するとKULeDというポータルサイトにアクセスする権限を得られます。メディア授業はこのKULeD内で配信されています。
メディア授業の講義動画は時間や場所を問わずに見ることができ、さらに聞き逃した部分・また見たい部分を何度でも再生することができます。
スライドや参考画像が豊富なので、テキストだけの勉強よりも内容が理解しやすいです。
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メディア授業の流れ
メディア授業を受講するためには、まずKULeDからメディア授業の申し込みをする必要があります。受講が許可され、授業料を納入するとメディア授業を受講する資格が与えられます。
動画の配信期間になったらKULeDの「メディア授業」ボタンから、メディア授業のメニューに入ります。1科目につき15回の動画が配信されているので、期間内にすべてを視聴できるようスケジュールを立ててください。
5回毎に確認テストというミニテストがあり、ちゃんと動画学習が進んでいるかどうかをチェックされます。テストというと身構えてしまいそうですが、自動採点式の簡単なもので、繰り返し挑戦することができます。
何度も挑戦すれば必ず100点が取れるようになっているので安心してください。授業視聴中に分からないところがあれば、掲示板のような形式で担当教官に質問することができます。
15回の授業を視聴した後は、メディア単位修了試験が待っています。
これはインターネット上で受講する試験で、内容は記述式。どんな問題が出るかは単位修了試験が開始されるまではわかりません。
何を参考にして答えても良いですが、確認テストに比べれば難易度はかなり高くなっています。
これにパスできなければ15回の授業視聴に費やした時間が水の泡。不合格にならないよう何とか合格点をもらえるように頑張りましょう。
最後にメディア授業の評価(授業がよいものだったかどうか)をしておしまいです。
受講のポイント
メディア授業を効率的に進めていくにはいくつかのポイントがあります。
メディア授業の講義動画にはたくさんの情報が豊富に詰め込まれています。スライドが続々登場し、次々に切り替わっていくのです。
これに頭がついていかない時は一時停止ボタンを使って、ゆっくり進めていくようにしましょう。
ちなみにこうやって丁寧に学習を進めていくと学習にはかなり時間を食います。
例えば動画自体の長さは30分でも、見終わるまでには1時間以上かかることも珍しくないのです。
そのため、学習計画を立てる時は動画の時間×2倍以上を学習時間と見積もっておく必要があります。
また、スライドの内容をすべてノートに書き写そうとすると大変な手間になります。
そこで私はパソコンの画面キャプチャ機能を使って動画で表示されたスライドを保存するという手段を取りました。
パソコンの「PrtScr」(print screen)のキーを押すと、現在パソコンに表示されている画面をコピーすることができます。
適当なドキュメントファイルを開いて、コピー画像を張り付ければメディア授業のノートが出来上がります。
スライドの数は膨大で、コピー画像の量もかなりの数に上りましたが、手書きでノートを作るよりははるかに効率的です。
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メディア授業の代わりにスクーリングを選ぶこともできる
以上、メディア授業の紹介をしてきました。
もしメディア授業がムリならスクーリング(通学)することで「情報サービス演習」と「情報資源組織演習」の2科目を受講することもできます。
スクーリング会場まで出向いて授業を受けなければならないので結構手間はかかりますが、短期間での単位取得が可能です。
会場では共に学ぶ仲間との出会いもあり、メディア授業とは違った雰囲気を楽しめるので時間があるときは会場で授業を受けるのもありだよ。